あれから、早7年・・・。
2017-06-16
ども~♪
まいどの平井です(^^)

今日は懐かしい7年前のお話です。
ある意味7回目の命日となった6月13日です。。。(´;ω;`)



さて、何の話かといいますと7年前の6月13日22時50分頃、
7年間の旅路を終え、しかし、大いなる鉱石を残して地球の大気に溶けていった
「探査衛星はやぶさ」のお話です(^^)

2003年5月に固形燃料型ロケット M-V型ロケット5号で打ち上げられ、
途中、X軸の姿勢制御のリアクションホイールが故障。

2005年9月に「小惑星 イトカワ」にランデブー。
 
当時、上記写真に顔を描いて「ラッコ」にするなど、遊び心にホッコリしたのも思い出します。

また、アメリカのキャンセルによって急遽作成する事になったが、予算がなく、
宇宙仕様品の廃棄品や民生用カメラ(VAIOノートパソコンのカメラと当時聞いた記憶が・・・)や
関係社の協力により何とか出来上がった「小型ローバー ミネルバ」が
残念なことながらイトカワにタッチダウンに失敗したものの、奇跡的に写真が撮れたのが
「はやぶさ」の太陽光パネルだった、という事もありました。
 

その後、「はやぶさ」のタッチダウンの失敗やy軸リアクションホイールの故障、燃料漏洩・喪失、
通信途絶など通常なら失敗として運用終了しているような様々な困難を乗り越え
2007年帰還予定が3年間延び、設定寿命を超えても尚且つ生きている機能を
総動員して、満身創痍で地球にたどり着来ました。

そして、回収カプセルの射出→オーストラリアで無事回収され、微細ながら「イトカワ」の
鉱石のチリが入っており世界中で話題となりました。


本来「はやぶさ」本体は、そのまま太陽を周る軌道に入り命続く限り更に探査を続ける予定でしたが
既にその力もなく、回収カプセルを追うように大気圏に突入、燃え尽き空に溶けていきました。

<右下の白い点が回収カプセル。その後ろで本体は燃え尽きました>

カプセル分離から大気圏突入までの約2時間くらいでしたか。全ての作業が終了した”はやぶさ”に
運用チームが「最後に”はやぶさ”に地球をみせてやりたい」との思いから、満身創痍且つ分離の反動で
ふらつく機体を何とか制御し、数年ぶりにカメラを起動し撮った「はやぶさラストショット」は涙がでました。

※画像転送中に大気圏に突入し途中でデータが途切れています。
 1枚の画像転送に20分だったか30分だったか時間が掛かっていたと覚えています。

構想から25年。プロジェクト開始から14年。
NASAの10分の1程度しか予算のない日本の宇宙開発のなかで、
知恵を絞って果敢にチャレンジし不死鳥の様に何度も立ち上がって帰還した、
ひとつの物語のような話です。

「イトカワ」に到着する1年前頃からTwitterでの「はやぶさくん」のつぶやきをみては
色々と情報を漁り追っかけていたのが懐かしいです(´∀`)
最後の大気圏突入はインターネットライブで見て、また涙しちゃいました(*ノωノ)キャ

その後、色々と本が出て、3本映画も出来て、「こんなこともあろうかと!」というセリフなど
話題沸騰しましたのでご存知の方も多いかと思いましたが、ふっと思い出しましたので
投稿致しました(^-^;

個人的にこの「はやぶさ」の話は、4コマ漫画+解説で出発から帰還までを描いた
オレンジゼリー(著), 細田聡史(JAXA)(監修)の
「探査機はやぶささん」がとても面白くわかり易かったです(≧▽≦)

ググってみると出てくると思います。
ご興味あれば是非見て下さいませm(_ _)m
あ、上記本の関係者ではありませんので、お間違いのないようにm(_ _)m

さて、「はやぶさ2」が無事打ち上げられ2年半。
「小惑星 リュウグウ」に向かい 27.99km/s で飛行中。
到着は2018年予定・・・。
1秒に28km進んでいるのに、まだ着かないって、やっぱり宇宙は広いです・・・。
帰還予定の2020年には、また盛り上がりたいと思います(≧▽≦)

それではまた!(´∀`*)ノシ バイバイ

※JAXAをはじめ色々な所から画像を引用させて頂いております。深謝。





 

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