第23回九州FA技術セミナーを10月11日(金)に開催致しました。
今回は「海外規格制御(盤)の基礎知識」というテーマで、昨年開催致しました同セミナー,
「海外輸出で失敗しない規格対応制御盤の基礎技術」を受講できなかった企業様からの要望もあり
昨年に引き続き開催させていただいております。
講師につきましてはこちらも昨年同様シーメンス殿にご講和頂きました。
セミナーでは海外規格の中でも特に厳しく現在のトレンドとなっておりますUL規格について
講義が進められました。
まずはUL規格とはなんぞや?という所から最終的にはUL規格をクリアする為には
どのような構成をすればよいのか?その勘所についてご説明させていただきました。
(同じ部品構成でも組み合わせ方ひとつで規格に準拠出来たり出来なかったり・・・と。勉強になりました)
【セミナーの様子①】
【セミナーの様子②】
【セミナーで用いた資料】
UL規格を取得していないからといって明日から仕事ができないわけではございません。
企業様によってはむしろ優先順位は低い事もあるかと存じます。
しかしながら世の中の動向をみますと規格取得に対する意識は非常に高まっており、
特に輸出が必要となる企業の受講者様はとても熱心にご受講いただいていた姿が印象的でした。
実際に受講者様からの感想として
・現在自社製品を輸出しているがUL規格に適応できているのか曖昧。 非常に危惧している。
・自社内のUL規格取得に対する意識向上が必要。その為にも知識を習得したい。
・実際に規格取得の為に動いているが構成選定で苦労している。そこを助けてほしい。
といったご意見をいただき、セミナー終了後も個別に相談される受講者様がいらっしゃるほどでした。
それ以外にも「普段、電気関係の仕事をしているが中々勉強する機会がないのでありがたかった」
などといった感想もあり、弊社としてもとても嬉しく思える瞬間でした。
これからも皆様に喜ばれ必要とされるようなセミナーにしてまいります。
是非とも創ネットの九州FA技術セミナーを宜しくお願い致します。